icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

少しでも興味があることを本気でやれば、見える世界が変わる

キッカケインタビュー

2023.10.04

SHARE WITH

  • facebook
  • twitter
  • LINE

新卒で株式会社TBSテレビに入社し、パーソナルトレーニングやカメラの勉強のためスクールに通い自己研鑽に励む。2019年にはSummer Style Awardで優勝、2020年にはMr. Japanでグランプリを獲得。パーソナルトレーナーやカメラマンの副業をこなし、TBSを退社後に個人事業主となったのちに株式会社Career Directionを設立。行動を起こし結果につなげてきた坂田さんに、お話を伺いました。

「ヒトはキッカケがあれば必ず変われる」生き方・働き方を応援するキッカケインタビュー。
第17回目の今回は、株式会社Career Directionの代表取締役である坂田航樹さんにお話を伺いました。

新卒で大手テレビ局に入社し、カメラマンとなった坂田さん。環境の変化をきっかけとして筋トレやカメラのスクールに通い、自己研鑽に励みました。2019年にSummer Style Award優勝、2020年にMr. Japanグランプリを獲得し、2022年3月にテレビ局を退社。同年10月には、株式会社Career Directionを設立し代表取締役となりました。さまざまな結果を残してきた坂田さんが行動を起こす「キッカケ」となった出来事や、現在の事業内容について語っていただきました。
坂田航樹さん

坂田航樹さん

株式会社Career Direction 代表取締役
2018年、新卒で株式会社TBSテレビに入社。パーソナルトレーニングやカメラの勉強のため、スクールに通い自己研鑽に励む。2019年にはSummer Style Awardで優勝、2020年にはMr. Japanでグランプリを獲得。2021年3月からは、パーソナルトレーナーやカメラマンの副業を始める。2022年3月にTBSを退社し、同年10月に株式会社Career Directionを設立。

いい会社に入って肩書きで武装したい。部活のように頑張れそうなテレビ局へ

千葉祐大(以下 千葉)

坂田さん、本日はよろしくお願いいたします。坂田さんは2018年に新卒で株式会社TBSテレビに入社されたとのことですが、なぜテレビ局を選ばれたのでしょうか?

坂田航樹さん(以下 坂田さん)

よろしくお願いいたします。僕は学生の頃は明確にやりたいことがなく、学部もとりあえずITを学んでおこうと思って選びました。いい会社へ入社するために文武両道で頑張ろうと思っていて、勉強でも部活でもいい成績を残せたので、やり切れた学生生活だったとは思います。

就活では何をやりたいか迷いましたが、とりあえずいい会社に入りたくて商社やコンサルティング、ITなどの大手企業を順番に見ていきました。そのなかで出会ったのがTBSだったんですが、決め手はインターンでしたね。インターンでは模擬番組制作をさせていただいたんですが、僕が中学生からずっとやってきたバスケットボールに似ていると感じたんです。

大学院生になってからはバスケ部の監督をしており、一人ひとりの個性を活かして役割分担し、強みを合わせて勝利を目指すことを考えていました。インターンで行った模擬番組制作でも、個人の強みを合わせて大きなものを作るという自分が好きなことをやらせていただいたんです。部活に近い形で頑張れそうだという点と、シンプルにキラキラしている芸能界へのミーハー心もあり、TBSに入社を決めました。

千葉

ありがとうございます。めちゃくちゃエリートですよね。

坂田さん

でも、今は意外と言ってもらうことが多いですが、僕はもともと太っていていじめられっ子だったんです。だからあまり自分に自信がなくて、肩書で武装するような形で自信をつけたいという意識が当時は強かったですね。

千葉

なるほど。TBSに技術職として入社してからは、カメラマンをされていたんですよね。インターンと実際の仕事のギャップなどはありましたか?

坂田さん

そうですね、働いてみてギャップを感じました。インターンシップはテレビ局の正社員だけが集まりますが、実際の現場には正社員があまりおらず、1つの番組に技術職は1〜2人であとは全員制作会社の方々なんです。そのためインターンのときのように番組制作を楽しむというより、人間関係などの難しさが多かった印象ですね。

自分の挑戦で周りに良い影響を与えられると実感し、Mr. Japanで優勝

千葉

坂田さんは会社員として働きながらスクールに通い勉強していた印象が強いのですが、なぜそのような行動をしようと思ったのでしょうか?

坂田さん

頑張る矛先が欲しかったというのが、1番大きな理由ですね。僕は、頑張っている自分がすごく好きなんです。会社で部署を異動してからは時間的な余裕ができて、何を頑張ればいいんだろうと考えたときがありました。そこで当時好きだった筋トレと、カメラマンとしてカメラの腕を一度本気で磨いてみようと思ったんです。

幸い、周りには背中を押してくれる方々がたくさんいらっしゃいました。当時はテレビ局というコミュニティにしか所属していなかったんですが、あるセミナーに行ったところ自分より社会的に上の方々と話す機会に恵まれたんです。そこで興味があることを本気でやってみたほうがいいと言われて、スクールに通うようになりましたね。

千葉

いいお話ですね。出会いが人を変えていくというのは、まさにキッカケインタビューにぴったりなエピソードだと思います。

坂田さんは、Mr. Japanで優勝されたエピソードも印象的ですが、そこに挑戦しようと思ったきっかけも教えていただけますか?

坂田さん

まず、2019年にSummer Style Awardに参加して優勝しました。大会に出るためにボディメイクをして、2か月半で17kg痩せたんです。僕は昔太っていたので容姿を褒められた経験はあまりありませんでしたが、ボディメイクをしたことで体が細くなり、二重瞼になって顔が小さくなったと褒められるようになりました。

大会に出たのは鬱で休職し復職してから半年後のことですが、当時変わった僕を見て勇気をもらえた、努力すれば人は変われるとわかったと周りの方々が言ってくれたんです。もともと自分磨きは好きでしたが、その延長で誰かに良い影響を与えられるのがわかり、Mr. Japanに挑戦すればもっと多くの方々の背中を押せるかもしれないと思いました。

Mr. Japanは外見だけではなく、内面もかっこいい男性を発掘するコンテストです。ポージングだけでなく、ウォーキングやスピーチなども審査対象でした。他のファイナリストたちも自信がありながら謙虚でかっこよく、そのなかで結果を出せたことは自信につながりましたね。

千葉

素晴らしいですね。大会に挑戦すること自体がすごいですし、そこでしっかりと結果を出すというのがまたすごいと思います。

今までやってきたことを副業につなげ、会社の月給を超える

千葉

坂田さんがテレビ局で働いているあいだに、副業が解禁になったのですね?

坂田さん

はい。2021年に解禁されたので、僕も副業を始めました。

千葉

会社員を継続しながら副業をするのは大変なこともあったと思いますが、いかがでしたか。

坂田さん

会社で副業がOKになる前から、パーソナルトレーニングのスクールに通ったりカメラマンとして無償で友人の撮影をしたりして1年間ほど種まきをしていたんです。これまでやっていたことを副業にした形なので、ある意味順調にスタートを切れたと思いますね。3〜4か月ほどで、会社の月給を超えるくらい稼げるようになりました。

千葉

確かに思いつきではなく、きちんと準備されたうえで副業を始められていますもんね。Mr. Japanで優勝した方がパーソナルトレーニングをしてくれるというのもバリューがありますし、やっていたことがつながっている形ですよね。

坂田さん

トレーナーのスクールは、週3時間を半年間と週8時間を1年間の2つに通いました。カメラも、撮影した写真20枚をプレゼンするというのを半年間毎週やっていたので、ちゃんと準備した自覚はありますね。

千葉

現在会社員として働きながら何かにチャレンジしたいと思っている方はたくさんいると思うんですが、坂田さんはなぜスクールに通って自己投資をして学ぶことを継続できたのでしょうか?

坂田さん

僕は昔から塾が好きな一方、今やっていることが正しいのかどうかわからない状況で勉強するのはすごく嫌いなんですよ。今はYouTubeなどでもある程度の情報が無料で集められますが、その情報が正しいかどうかを判断する軸がないと、結局合っているか模索することになる。それがとても嫌いで、初めからパッと課金する性格なんですよね。

千葉

なるほど。正しい判断軸がないと何が良いかわからないから、お金を投資して時間を短縮し正しい情報をプロに聞きにいく。昔から経営者らしい考え方だったのですね。

「隣の芝は青くなかった」とわかったうえで、テレビ局を退社し個人事業主に

千葉

きちんと準備したのちに副業を始められて、3〜4か月後に本業の収入を超えるようになったというのもすごいです。金銭的な不安が解消されると、行動もしやすくなりますよね。

坂田さん

そうですね。当時は正直TBSを辞める気はなく、辞めるために副業をするというよりとりあえずやってみるかという気持ちでした。そして、1社に金銭的に依存していない状態になると、選択肢がすごく広がるとわかったんです。結果的に、2022年3月にTBSを退社し個人事業主となりました。

千葉

TBSで働きながら副業を続ける選択肢もあったと思いますが、個人事業主になろうと思ったきっかけは何かありましたか?

坂田さん

大きく2つあるんですが、1つはTBSで行きたかった部署に異動できたことですね。新規事業系の部署で働いてみたくて、実際に3か月ほど働いたんですが、やはり自分は大手企業と合っていないと思ったため退職を決めました。

辞めたら見られない世界を見られたのは、本当に良かったと思います。おそらく退職後にその部署が上手くいっているとわかったら、会社に居続けなかったことを後悔したと思うんですよね。僕は「隣の芝は青くなかったとわかることが大事」と思っているので、わかったうえで辞められたのは幸運でした。

千葉

とても良い言葉ですね。経験しているかしていないかで、見え方も変わってきますよね。

坂田さん

はい。そして退職を決めたもうひとつのきっかけは、自分がやりたいことと会社の事情が噛み合わなくなってきたことです。パーソナルトレーナーもカメラマンもオフラインの仕事なので、どうしても人が集まる場所へ行くことになります。当時はコロナ禍で、僕が個人でやりたい活動が会社に迷惑をかけるのではないかと考えることがありました。

また、僕もMr. Japanの成績からモデルのお仕事をいただく機会がありましたが、会社理由で断らざるを得ず、僕が会社にいることで双方幸せではない状態が顕著になっていきました。そのタイミングで部署を異動したり副業でお金に余裕ができたりして、会社に居続ける意味はあまりないと感じたんですよね。

フィットネスを通してキャリア教育するために、トレーナーのスクールを展開

千葉

そして2022年3月に独立し、10月に株式会社Career Directionを設立されたのですね。社名の由来をお聞かせください。

坂田さん

自分が何をしていきたいか抽象度を上げて考えたとき、パーソナルトレーナーもカメラマンも1番楽しい瞬間は、相手に自信を持たせてその人の人生がちょっと豊かになることだと思ったんです。最近はよく「フィットネスを通してキャリア教育したい」と言っているんですが、そういった人の人生に関わる仕事をしたいと思ってキャリアという単語を入れたいと考えました。

ディレクションは方向づけするという意味ですが、僕は人生って大航海だと思うんです。どこに行きたいか最後は自分で意思決定しますが、その方向づけをお手伝いする会社にしたいと考えました。「今ここに向かって進めている」と実感することで幸福度が高まると思うので、ディレクションを定めるための役に立ちたい、その手段として筋トレやカメラがある。そう考えてこの社名にしましたね。

千葉

ありがとうございます。改めて事業内容について説明いただくと、パーソナルトレーナーやカメラマンなど坂田さんがもともとやられていたことが基軸になっている形でしょうか?

坂田さん

そうですね。もとは個人の法人成りのような形でしたが、そこから事業を大きくしていくために現在トレーナー向けのビジネススクールを始めています。パーソナルトレーニングは人に自信をつけさせて、自己肯定感がキャリア教育につながると思うんですが、そもそもトレーナー自身が精神的に良い状態じゃないこともあります。そこで、まずトレーナーが自立してお金にも時間にも余裕がある状況に持っていくことが、トレーニングを受ける方にも良いと考えました。トレーナーがビジネスオーナーに搾取されるのではなく、1人のビジネスパーソンとしてトレーナー活動ができるように指導している形です。

トレーナーが相手にとってベターな選択肢を提示するためには、相手が痩せられない状況を因数分解して1つずつ変えていく必要があります。ただベストな選択であればYouTubeなどにも情報がありますが、その人に寄り添ったベターな選択をすることこそ、トレーナーが人間である意味だと思っています。

千葉

ありがとうございます。Career Directionの宣伝がありましたら、お願いします。

坂田さん

現在はトレーナーにビジネススキルを教えるスクールを展開していますが、受講生のなかにはトレーナーではないサービス業の方もいます。そして、その方はスクールで学ぶことで売上を伸ばすことができました。サービス業界ではビジネススキルがまだ浸透していない部分もあると思うので、今後はトレーナーに限らずサービス業界の方向けにもスクールを展開していきたいと考えています。興味がある方がいらっしゃいましたら、ご協力ください。

また、現在は自宅兼ジムでパーソナルトレーナーをしていますが、2023年10月からは正式にテナントを借りてトレーナーを雇い、習慣化させるためのジムを始めようと考えています。そちらがオープンしましたら、ぜひ来ていただけると嬉しいです。

千葉

僕も本当に行ってみたいので、また事前告知が必要であればぜひお知らせください。

それでは最後に、キャリアに悩んでいる方に向けてメッセージをお願いします。

坂田さん

僕は、堀江貴文さんが2015年に近畿大学の卒業式で行ったスピーチの「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」というメッセージがとても好きなんです。僕はもともと学歴や社歴に執着していましたが、今はコンプレックスも取り払えています。先ほどの堀江さんの言葉に1つ添えると、「未来を恐れず、過去と他人に執着せず」今を生きてほしいと考えています。

現在キャリアに悩んでいるのであれば、少しでも興味があることを本気でやってみてほしいです。大それたことを一生やる必要はないと思うので、好きで少し人より長けているかもしれないことを本気でやってみましょう。僕も筋トレやカメラを本気でやってみたら、見える世界が変わって次にやりたいことが見つかりました。そういった意味でも未来を恐れず、今を全力で過ごしてもらえたらなと思います。

千葉

ありがとうございます。1個1個の積み重ねが本当に大事なんだと、今回のお話を聞いていて強く思いました。現在キャリアに悩んでいる方の背中を押すメッセージだったと思います。

坂田さん、本日は為になるお話をありがとうございました。

RELATED

NEW

37 件