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勤務先やライフステージが変わっても、「人」を大事にする想いは変わらない

キッカケインタビュー

2023.06.16

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新卒でエン・ジャパン株式会社に就職して人事企画を経験し、その後スタートアップのKURAND株式会社に転職して人事部門のあらゆる業務を1人で担当。続く3社目となる株式会社プレックスではプレイングマネージャーとして、キャリアアドバイザー業務のほか採用業務などに幅広く従事。そして、株式会社YOUTRUSTに転職。さまざまな会社で人材領域の経験を積んできた牧田さんに、お話を伺いました。

「ヒトはキッカケがあれば必ず変われる」生き方・働き方を応援するキッカケインタビュー。
第4回目の今回は、株式会社YOUTRUSTでカスタマーサクセスを担当している牧田 拓也さんにお話を伺いました。

新卒時代から一貫して、人材領域でキャリアを積み重ねてきた牧田さん。新卒でエン・ジャパン株式会社に就職して人事企画を経験し、その後スタートアップのKURAND株式会社に転職して人事部門のあらゆる業務を1人で担当しました。続く3社目となる株式会社プレックスではプレイングマネージャーとして、キャリアアドバイザー業務のほか採用業務などに幅広く従事。そして株式会社YOUTRUSTに転職し、今に至ります。牧田さんが人材分野の道を歩み続ける「キッカケ」や、現在の仕事について語っていただきました。
牧田 拓也さん

牧田 拓也さん

株式会社YOUTRUST
カスタマーサクセスリーダー
2017年、エン・ジャパン株式会社に新卒入社。人財戦略室で人事企画業務を担当したのち、2018年にリカー・イノベーション株式会社(現:KURAND株式会社)に転職し、人事業務全般を担当する。その後2019年に株式会社プレックスにリファラル採用され、キャリアアドバイザーをこなしながらマネージャーとして採用業務などに幅広く従事。2022年、株式会社YOUTRUSTに入社。

会社にとって1番重要なのは「人」。感銘を受け、人に関わる領域へ

千葉祐大(以下 千葉)

牧田さん、本日はよろしくお願いします。牧田さんは何度か転職しながら一貫して人材領域でキャリアを積んでこられたと思いますが、まずは学生時代のご経験からお話しいただけますか?

牧田拓也さん(以下 牧田さん)

よろしくお願いいたします。学生時代は、アソビュー株式会社のインターンシップに参加して営業をしていました。当時僕は大学2年生で、せっかくの大学生活を無駄にせず学外で活動してみたいと思っていたんです。情報収集をするなかで、同じ明治大学の先輩である青木優さんという方に出会い、アソビューのインターンシップを勧められたのがきっかけで始めました。

千葉

インターンシップは2012〜2013年に経験されたとのことですが、新卒で株式会社エン・ジャパンに入社されたのは2016年ですね。この間の出来事について、教えていただけますか?

牧田さん

実は僕、就活を2回しているんです。もともと15年卒として別の会社に入社する予定だったんですが、就活が終わるタイミングで知人に「社団法人の立ち上げに関わってくれないか」と誘われ、おもしろそうだと思いチャレンジすることにしたんですよね。入社予定の会社を内定辞退して、1年間休学して社団法人の立ち上げに取り組みました。そして2回目の就活で選んだのが、エン・ジャパンだったんです。

エン・ジャパンを選んだ理由は、先の社団法人の活動で会社にとって重要なのは人だと感じたからです。社団法人は大学生向けのキャリア支援を行う団体で、僕は全国の学生を集めたり企業や自治体に企画を持っていったりする部隊にいました。そのなかで人材会社の方と絡ませていただき、人事部長の方などに就活という文脈は抜きにしてお話しいただく機会に恵まれたんです。

人材会社の方々は、「会社は人でできているから、人はすごく大切」だとおっしゃっていました。当時の僕は、それに感銘を受けたんです。会社に必要なのはヒト・モノ・カネ・情報だと言われておりどれも欠かせないものですが、当時から今まで僕は人が1番大事だと思っています。そのため、僕も人に関わる領域に身を投じたいと考え、人材系の会社に絞って就活してエン・ジャパンに就職することを決めました。

人事業務全般を担当するため、大手からスタートアップへ

千葉

新卒入社時から、すでに人材領域に進むと決められていたんですね。エン・ジャパン入社後2年ほどで2社目に転職されていますが、どのようなきっかけがあったのでしょうか?

牧田さん

端的に言うと、違う世界も見たくなったんですよね。エン・ジャパンは大手の会社なので、良くも悪くも業務が縦割りになります。人事でも採用・教育・人事企画などいろいろなセクションに分かれていて、僕は人事企画で人事の裏側を主に担当していました。新卒2〜3年目でこのポジションにはなかなかいけないので、とてもありがたい経験をさせていただきましたが、もう少し他の島も見てみたくなったんです。採用や教育などにまで足を伸ばしたいものの、全般を担当するのは大手では時間がかかりすぎると判断したので、スタートアップに転職することにしました。

千葉

そこで2社目に選んだのが、KURAND株式会社だったのですね。

牧田さん

はい。KURANDでは1人で人事を担当し、教育制度設計や運用、労務管理などの業務を幅広く担当しました。

千葉

大手の会社からスタートアップへ転職することに、葛藤みたいなものはなかったんでしょうか?

牧田さん

いや、ありましたね。やっぱり大手と違って雇用部分の不安や、本当に自分が人事全般をこなせるんだろうかという不安がありました。エン・ジャパンでは人事企画を担当していたので、それ以外の領域は未経験だったんです。未経験の業務が多いなか、スタートアップに転職してやっていけるのかという不安がなかったというと嘘になりますね。

人生に寄り添うキャリア支援を目指し、再び転職

千葉

正直な意見をありがとうございます。転職後は希望どおり人事全般を担当されたと思いますが、そこから3社目に転職しようと思ったのはなぜでしょうか?

牧田さん

人事全般をこなすうちに、自分のやりたいことや目指したいところが変わっていったんです。業務のなかでエージェント側の方とお話しする機会が多く、自分も体験してみたいという想いが出てきました。また、もっと幅広く利用者の方のキャリア支援をしたい、その人の人生に寄り添えるような仕事に身を投じたいという想いが強くなったんですね。副業として人材紹介をしたこともありましたが、それだとできる範囲が限られてしまう。もっと本格的にキャリア支援をしたいと考え、転職することにしたんです。

千葉

ありがとうございます。3社目に株式会社プレックスを選んだのは、なぜでしょうか?

牧田さん

プレックスの代表である黒﨑俊さんは、僕の大学時代の知人なんです。今後どうしようか悩んでいるときに、同年代で頑張っている黒﨑さんに連絡をして話をしました。そしてリファラル採用という形で、プレックスに入社することになったんです。黒﨑さんが起業するまでの流れなどはFacebookで見ていて、いつか一緒に仕事ができたらいいなと頭の片隅で思っていたのが叶いましたね。

千葉

いいですね。SNSが登場してからいろいろなつながりやコミュニティが増えましたが、情報発信をすることで仕事につながることもあるので、発信は大事だと思います。

プレックスでは、どのような仕事をしていたのでしょうか?

牧田さん

プレックスはエッセンシャルワーカー向けの採用支援サービスを提供しているので、メインはキャリアアドバイザー業務でした。ドライバーを目指している方やドライバーへの転職を考えている方の話を聞き、会社の紹介をしていましたね。

2021年に立ち上げられた新しい事業部へ異動したあとは、キャリアアドバイザー業務に加えて採用業務など事業部に関わることを全般的に担当させていただいた形です。

千葉

ありがとうございます。3社目で、また仕事の領域が広がったのですね。牧田さんは大手会社もスタートアップも経験されていて、いろいろなヒストリーがあっておもしろいなと思います。

ライフステージの変化に伴い、働き方を変えようと決意

千葉

そこから現在所属している株式会社YOUTRUSTに転職されたのは、何がきっかけだったのでしょうか?

牧田さん

一言でいうと、ライフステージの変化ですね。僕には2歳になる息子がいるんですが、息子が生まれるタイミングで自分のライフステージについて考え、転職したほうがいいかもしれないと思いました。

千葉

僕自身もそうでしたが、やっぱりライフステージの変化に伴い、生き方や働き方って変わってきますよね。牧田さんも、お子さんが生まれたのが大きなきっかけだったのですね。

牧田さん

そうですね。妻が妊娠しているとわかったタイミングで、転職を考えた形です。プレックスはコロナの第2波が明けた頃から、基本は出社する文化に戻りました。子どもがいない状態であれば、それは全然問題がなかったんです。

でも、妻は食品メーカーの営業職で、地方出張があったり僕以上に出社しなければならなかったりします。子どもが生まれたあともお互い今の仕事を続けられるか話し合った結果、今までどおり2人が出社ベースで仕事をするときついという結論になりました。実際、息子はあまり寝ない子だったので夫婦共々寝られない日が続いたこともあり、この状態で自分たちの身はもつんだろうかと思いましたね。

どちらかが働き方を変えることになりましたが、妻は育休が明けてからすぐ転職を考えるのは難しい。そこで僕がライフステージに合わせて、仕事環境を変えようと思いました。

千葉

働き方を変える話は、ポジティブでもネガティブでもリアルな話だなと思います。特にコロナ禍で出社が当たり前の世界からほかの選択肢がある世界に変わったことで、働きやすくなった人がいる。その一方で、ヘビーワークの会社は採用に影響が出ることもある。出社が当たり前じゃなくなったからこそ牧田さんも働き方を変えようと思ったのでしょうし、すごくリアルな話を聞かせていただきました。

対話によってライフステージを設計する体験を、皆に届けたい

千葉

牧田さんが働き方を変えると決めて、結果的になぜ株式会社YOUTRUSTを選んだかお聞かせいただけますか?

牧田さん

実は、結構悩んだんです。ほかの会社さんからもありがたいことに内定をいただいておりまして。大前提としてリモートベースで働けるかどうかを重視していたので、まずYOUTRUSTはそこをクリアしていました。

もうひとつ、子どもが生まれてから僕と妻は、それぞれのキャリアを考えるうえで話し合う時間が今まで以上に増えたんですよね。その体験そのものが、僕にとってはかなり価値のあるものでした。そこで、対話によって自分のライフステージを設計していく体験を、自分だけでなく皆さんにもしてほしいという想いが強くなったんです。そこで、転職活動と同時にワークショップデザインを学ぼうと思いました。

詳細を話すと、このワークショップデザインという領域で転職ではなく独立も有りなんじゃないかと想定して、青山学院大学が開催している講座を受けて資格を取得したんです。ただし、資格を取ってもすぐ仕事にありつけるわけではありません。ワークショップデザインの資格を活かしながら働ける場所を選んだほうが将来自分のキャリア設計に役立ちそうだと思ったので、そのような転職先を探しました。

現在YOUTRUSTで十分資格が活かせているとはいえませんが、1on1など対話の文化を大事にしている会社ですし、定期的にイベントやワークショップを開催しているので、自分が得た資格や経験を活かせそうだと思って入社を決めました。

千葉

すぐ転職する選択肢もあったと思いますが、5年後10年後を見据えて資格を取ったうえで転職された判断が素晴らしいですね。きちんとパートナーと話し合ったうえで、将来のことを考えて準備して行動するというのは、このVUCAの時代において大事だと思います。

キャリアSNSのカスタマーサクセスとして、企業に伴走

千葉

現在、牧田さんがYOUTRUSTで担当している仕事内容をお聞かせください。

牧田さん

キャリアSNS「YOUTRUST」を提供する弊社で、僕は現在カスタマーサクセスの仕事をしています。キャリアSNS「YOUTRUST」では、契約いただいている企業様が利用者の方にスカウトを送れるようになっているんですが、その企業様に伴走するのが僕の仕事です。業界問わず、いろいろな会社さんを担当させていただいています。

千葉

ありがとうございます。それでは、最後に読者の方へメッセージがあればお願いします。

牧田さん

ぜひ、キャリアSNS「YOUTRUST」を使ってほしいです。まだ機能面などで不十分なところはありますが、日本国内にはLinkdInのようなキャリアSNSがないので、今ないものを作り上げていこうという気概で僕を含めたメンバーが奮闘しています。まずは使っていただいて、価値を体験していただきたいですね。

そのうえで、もし弊社に興味を持ってもらえたのであれば、ぜひご相談いただきたいです。絶賛採用強化中なので、ご自身が活かせそうな職種などがあればご連絡ください。ご自身で会社を経営されている方や採用の支援をされている方も、ぜひ「YOUTRUST」のスカウトサービスを使っていただけると嬉しいです。

千葉

ありがとうございます。牧田さんは大手会社からキャリアをスタートさせ、その後スタートアップを経験し裁量を増やしていきました。一貫して「人」に注目したキャリアを歩み続け、多くの知見があるかと思います。

私も今後ご一緒にいろいろなことができればと思いますので、引き続きよろしくお願いします。牧田さん、学びの多いキャリアストーリーをありがとうございました。

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