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2023年版「女性が活躍する会社BEST100」 総合ランキングが発表。1位は2年連続のあの会社。『日経WOMAN』と「日経ウーマノミクス・プロジェクト」が「企業の女性活用度調査【#1】

編集長のつぶやき

2023.05.22

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こどもの未来株式会社の代表の千葉です。「キッカケ」編集長のつぶやきでは、ライフステージに合わせて、キャリアを再発見するお役立ちとなるような、働き方や生き方に関する様々なニュースや情報を呟いていきます。音声メディアでも配信している内容を記事としてもお届けさせて頂きます。

女性が活躍する会社BEST100

2023年版「女性が活躍する会社BEST100」とは


今回は、『日経WOMAN』と「日経ウーマノミクス・プロジェクト」が「企業の女性活用度調査」を実施している内容を取り上げてみようと思っています。

2023年版女性が活躍する会社ベスト10が日経新聞に発表されていました。

日経ウーマン「女性が活躍する会社」 幹部候補へ階層別研修

『日経WOMAN』と「日経ウーマノミクス・プロジェクト」が「企業の女性活用度調査」を実施。
2023年版「女性が活躍する会社BEST100」 総合ランキング1位は資生堂に


この調査発表は、日経WOMANが1988年創刊から不定期ながら、今年で21回目の発表のようです。
約4400社のうち 512社からの回答をもとに作ったものであり、行政や公な調査レポートではないようですが、
様々な有識者の意見も入っているので、一定参考になる印象はあります。


※調査概要/2023年1月~2月中旬に上場企業など国内有力企業4400社を対象に日経BPコンサルティングが実施。512社から回答を得た。設問や採点基準は有識者(聖心女子大学教授・大槻奈巳氏、キャリアン代表取締役・河野真理子氏、法政大学教授・武石恵美子氏)と本誌編集部で定めた。

BEST10の企業はこちら

『女性が活躍する会社』 総合ランキング BEST10
順位 企業名 総合スコア
1位 資生堂 78.8
2位 アフラック生命保険 76.5
3位 髙島屋 74.9
4位 損害保険ジャパン 74.7
5位 りそなホールディングス 74.7
6位 三井住友海上火災保険 74.2
7位 パソナグループ 74.0
8位 EY Japan 74.0
9位 住友生命保険 73.8
10位 東京海上日動火災保険 73.6

女性活用を評価する4つの部門について

評価制度を読み込んでいくと、4つの部門に分かれて評価されています。
女性活躍推進を考える上で、切り口として参考になるので4つを紹介させて頂くと以下の項目のようです。

1、【管理職登用度】部門:~女性役員数、管理職に占める女性の割合を評価。社内・社外取締役の人数もチェック

2、【女性活躍推進度】部門:~女性活躍の専任組織の有無や女性社員向けの研修制度などで評価

3、【ワークライフバランス度】部門:~年間総労働時間や有給休暇取得率、男女社員の育休取得率などを評価

4、【人材多様性度】部門:~女性社員の比率や勤続年数など定着率を評価。障がい者雇用率やLGBT理解促進の施策もチェック

1、【管理職登用度】部門:~女性役員数、管理職に占める女性の割合を評価。社内・社外取締役の人数もチェック

 1位は資生堂。2017年から部門長候補者や管理職候補者などを選抜し、女性リーダー育成塾を開講。21年は次期役員候補者向けの選抜研修も新設した。これまでに参加者のうち、累計90人が昇格。23年の女性管理職比率は37.6%。

 2位のメットライフ生命保険は、役員や管理職の採用選考や後継者育成計画には公平な数の女性候補を含めるよう社内ガイドラインを制定。グローバルで実践的な研修を提供する。

 3位は髙島屋とパソナグループが並んだ。髙島屋は、グループ会社含め生え抜きの女性取締役が6人。パソナグループは女性幹部候補の育成プログラムを2014年に導入、修了生67人のうちグループ会社社長2人、執行役員22人を輩出している。

順位 企業名
1位 資生堂
2位 メットライフ生命保険
3位 髙島屋
3位 パソナグループ
5位 りそなホールディングス

2、【女性活躍推進度】部門:~女性活躍の専任組織の有無や女性社員向けの研修制度などで評価

 1位にイオン、大和証券グループが並んだ。イオンは、2022年に「女性経営者育成プログラム」を新設。グループ各社から選抜された約20人が、社内外の女性経営者による講話や役員とのメンタリングなどで約10カ月間学ぶ。女性管理職比率は近年30%前後を維持している。大和証券グループは4カ月間にわたるキャリア研修と社内SNSにより、ネットワーキングやロールモデルとの出会いなどによるキャリア形成をサポート。職制転向する女性社員が増えて活躍の場が拡大。22年度の女性管理職比率は大和証券単体で19.9%(21年度18.3%)、グループ全体で16.9%(21年度15.1%)。

順位 企業名
1位 イオン
1位 大和証券グループ
3位 あいおいニッセイ同和損害保険
3位 第一生命ホールディングス
3位 東京海上日動火災保険
3位 三菱UFJ銀行

3、【ワークライフバランス度】部門:~年間総労働時間や有給休暇取得率、男女社員の育休取得率などを評価

 1位は日本生命保険。男性育休は2013年から10年連続で取得率100%を達成。取り組み強化により、産後早期(8週以内)の育休取得が22年には約30%(19年約6%)に上昇。

 2位は明治安田生命保険。地方にいながら東京本社の仕事ができるリモートワーク制度を導入。北海道から鹿児島まで42人の社員が活用する。3年連続で男性育休取得率100%を達成。3位は住友生命保険と第一生命ホールディングスが並んだ。住友生命保険は、2022年度入社の総合職から、希望する勤務地に沿って配属・育成する、メンバーシップ型にジョブ型の要素を絡めたハイブリッドな運用に転換した。第一生命ホールディングスは、2022年度から男性育休取得者に最大20日間の有給を付与するなど長期取得を推進。22年度の男性育休取得率は100%、平均育休取得日数は22日(21年は12日)。

順位 企業名
1位 日本生命保険
2位 明治安田生命保険
3位 住友生命保険
3位 第一生命ホールディングス
5位 東京海上日動火災保険
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